テアトルムの神話
テアトルム…ラテン語で劇場を意味する。円形闘技場の意味を持つ
アンフィテアトルムから。
時代は現代、あらゆる知識や技術によって幻想種や神を
「そう信じられていた」と過去に置いてきてしまった世界。
人の世界を眺めるだけになった神々。
人の神離れが続くこの時代を危惧した神々はあらゆる神が認知され、
再び真の姿で降臨出来るようになるためにある行動にでた。
我らの力を示そう。
人間の入れ物に、必要な情報のみを入れ人間の世界へと繰り出した。
神々は闘技場を作り、そこで闘いを見せることで力を示した。
神話を過去の言い伝えと考える情報世界の現代では
神々の力に驚嘆したのではなく娯楽として享受された。
淡々と過ぎていく日々を過ごす人間は
闘技場での娯楽を目の当たりにして新しい刺激を逃すまいと、
闘技場での闘いを定期開催のイベントにし
闘技場には多くの観客が押し寄せネット配信や
商品展開などが行われた。
闘技場内では戦闘の実況、神話の解説も入り神話や
神々についての情報も人間に届くようになった。
予想だもしない形で広がりを見せたが
「これはこれでいっか」と納得する神々であった。
■神々の概要
人間に入れられるだけの情報しか入れていないため、本人であるが
本人ではないという状態になっている。
神の力については、人間と神の世界が切り離されてから
長い年月が経過していたため持てる力はわずかである。
人間からしたらずっと凄い力を持っているけど。
神の力自体は、宝玉にこめているため
身に付けていないと力は使えない。
記憶についてはクラウドのようになっている
※記憶を引き出すときに天にいる自分自身から
情報を引っ張ってくる感じ
言うなればこの人間の器は神にとって
「アバター」のようなもの。
なので実際の見た目とは異なることが多い。